都市の姿を描く4つのレンズ

「ドーナツ経済学」の理念を都市の政策に反映するために、ケイト・ラワースは4つのレンズ(視点)を提案しています。4つのレンズはSWOT分析のような田の字形のマトリクスで表現されます。

基本的な考え方として、まず地域(都市や国)と世界を分けます。国内にどのような欲求があるか「LOCAL ASPIRATION」と、先進国としての国際的責任「GLOBAL RESPONSIBILITIES」です。SDGsの「だれ一人取り残さない」そして「持続可能な発展」を実現するという理念とも一致しています。

さらに社会に関すること、自然環境に関することに分け、全部で4つのレンズ(視点)が定義されます。これらを、さらに具体的に都市の政策策定に活かすための、内容づくりの手引書がこちらです。

「CITY PORTRAIT CANVAS GUIDE」>>>こちら

Okazaki Doughnut

ケイト・ラワースのドーナツ経済学を自治体の政策などで実践するサポートサイト「DEAL」の情報から、基本的な内容について日本語訳(仮)した情報を紹介しています。「シティ・ポートレイト」の作成に使う「4つのレンズ」の解説などが中心です。

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